楽天銀行不動産担保ローン
楽天銀行不動産担保ローンとは
楽天銀行不動産担保ローンは、楽天銀行が提供している個人向けの不動産担保ローンです。楽天銀行は、楽天グループのネット銀行です。
個人向けの不動産担保ローンですので、借入資金は事業性資金を除いてプライベート資金に自由に利用することができます。借り換え利用・おまとめ利用も可能です。
楽天銀行不動産担保ローンの大きな特徴は「上限金利が低金利であること」「銀行が提供する信頼性」「本人以外のご家族(三親等以内)の所有不動産も利用可能」「借り換えやおまとめ利用も可能」「完済時年齢が80歳までの方が対象」という点が挙げられます。
上限金利が低金利の不動産担保ローンなので、高金利のカードローンやフリーローンで借入中の方の借り換えやおまとめ利用で活躍します。また、ご家族所有の不動産も不動産担保ローンの担保になるので、ご自身が不動産を持っていなくても、利用することができます。(担保にすることへのご家族の同意と連帯保証が必要です。)
一方でデメリットも多く、「事務手数料が融資金額の2.2%(税込)と高い」「事業性資金に利用できない」「最長25年までの借入しかできない」「最高3000万円と低額の借入しかできない」「融資実行までは3週間~1ヶ月かかる」「楽天銀行からの借入の借り換え・おまとめはできない。」「5年で見直しが入るため実質的な変動金利」などマイナス面も多くあります。
上限金利が低金利というメリットがありながらも、借入まで1ヶ月、個人利用のみ、最高3000万円と低額の借入しかできないというデメリットがあるため、メリットデメリットがはっきりした不動産担保ローンと言えます。
楽天銀行不動産担保ローン商品概要
金融機関名 | 楽天銀行株式会社 |
本社所在地 | 東京都 |
プラン名 | 不動産担保ローン |
下限金利 | 1.28% |
上限金利 | 10.04% |
事務手数料(税込) | 融資金額の2.2%(最低38,500円) |
融資金額最大 | 10,000万円 |
個人利用 | ○ |
事業性資金利用 | - |
おまとめ・借り換え利用 | ○ |
融資スピード | 約1ヶ月 |
最長返済期間 | 300ヶ月 |
申込み可能エリア | 全国 |
楽天銀行不動産担保ローンメリット
- 上限金利が低金利であること
- 銀行が提供する不動産担保ローンの信頼性
- 本人以外のご家族(三親等以内)の所有不動産も利用可能
- 借り換えやおまとめ利用も可能
- 完済時年齢が80歳までの方が対象
楽天銀行不動産担保ローンデメリット
- 事務手数料が融資金額の2.2%(税込)と高い
- 事業性資金に利用できない
- 最長25年までの借入しかできない
- 最高3000万円と低額の借入しかできない
- 融資実行までは3週間~1カ月かかる
- 楽天銀行からの借入の借り換え・おまとめはできない。
- 5年で見直しが入るため実質的な変動金利
楽天銀行不動産担保ローンおすすめポイント
最大のメリットは「上限金利が10%を切る低金利である」ことです。
楽天銀行はカードローン等も積極的にサービス提供しているネット銀行ですが、ネット銀行だからこそ店舗や人件費のコストを抑えられる分、低金利でローンサービスを提供できるのです。
不動産担保ローンも例外ではなく、上限金利が10.0%を切る低金利の設定となっているのが大きなメリットと言えるでしょう。借り換えやおまとめで利用しても、借り換えメリットが出る可能性は高いのです。(※楽天銀行のカードローンなどからの借り換え・おまとめはできません。)
また、同時に本人以外の3親等内のご家族不動産も担保として利用可能です。当然不動産を所有する家族の同意と連帯保証が必要になりますが、ご自身が不動産を所有していなくても、低金利の不動産担保ローンが利用できるメリットがあります。
楽天銀行不動産担保ローンおすすめできないポイント
個人利用を前提としているため、事業性資金の利用はできませんし、最長返済期間25年、融資可能額の上限は3000万円と規模は不動産担保ローンの中では小さい設計となっています。個人事業主や法人経営者は事業性資金のための資金調達方法としては利用できないのです。
さらに仮審査の回答が最短翌営業日となっていますが、実質的には本審査があるので意味がありません。また、融資実行までは約1カ月ほどの時間がかかってしまうため、すぐに借入が必要な方にはおすすめできないのです。
楽天銀行不動産担保ローン金利
不動産担保ローンの中では上限金利はかなりの低金利設定です。固定金利となっていますが、5年ごとに金利の見直しが発生するため、実質的には変動金利と考えた方が良いでしょう。
下限金利 | 1.28% |
上限金利 | 10.04% |
金利タイプ | 固定金利(5年で金利見直し) |
楽天銀行不動産担保ローン審査
上限金利が低金利であることからも、審査は比較的厳しめの設定と考えて良いでしょう。上限金利が低金利ということは、それだけ審査は厳しく見ているということなのです。
楽天銀行不動産担保ローン融資可能額
不動産担保ローン融資可能額は100万円~3000万円です。不動産担保ローンの中では少額設定と言えます。
融資金額最低 | 100万円 |
融資金額最大 | 10,000万円 |
担保掛目最大 | - |
楽天銀行不動産担保ローン事務手数料
事務手数料は融資額の2.2%(税込)と高めの設定となっています。事務手数料以外に印紙代や登記費用が実費で発生します。
事務手数料(税込) | 融資金額の2.2%(最低38,500円) |
解約違約金 | - |
楽天銀行不動産担保ローン対象
個人利用 | ○ |
事業性資金利用 | - |
おまとめ・借り換え利用 | ○ |
不動産担保カードローン | - |
楽天銀行不動産担保ローン融資スピード
仮審査の審査回答は最短翌営業日となっていますが、申込み後に本審査が必要で、結局仮審査の審査結果は意味を持ちません。融資実行までは1カ月程度の日数がかかるため、融資スピードはかなり遅い不動産担保ローンとなっています。
融資スピード | 約1ヶ月 |
楽天銀行不動産担保ローン担保・保証人
担保 | 土地・建物に根抵当権設定 |
家族保有不動産の担保可否 | ○本人の親族(三親等以内)所有の不動産 |
保証人 | 原則不要。共有物件を担保にする場合、物件共有者の連帯保証が必要 |
楽天銀行不動産担保ローン申込条件
必要書類
申込必要書類 | 不動産の登記簿謄本/本人確認書類/収入証明書類/担保関係書類/ほか |
申込可能年齢
申込み可能年齢 | 完済時年齢~80歳 |
申込可能エリア
申込み可能エリア | 全国 |
楽天銀行不動産担保ローン返済方法
最長返済期間 | 300ヶ月 |
遅延損害金 | 12.90% |
返済方式 | 元利均等返済 |
楽天銀行不動産担保ローンご利用までの流れ
- 【利用者】 WEBで仮申込み
- 【不動産担保ローン会社】 仮審査
- 【不動産担保ローン会社】 仮審査結果の通知
- 【利用者】 本申込
- 【不動産担保ローン会社】 本審査
- 【不動産担保ローン会社】 本審査結果の通知
- 【利用者】 ご契約
- 【不動産担保ローン会社】 融資実行
- 【利用者】 融資金額の受取
金利の低さ
6
知名度や安心感
9
融資までのスピード
8
審査の通りやすさ
8
限度額の大きさ
6
7.4点/10点
満足
職種:会社員・団体職員
不動産担保ローン資金使途:生活費
不動産担保ローン利用額/限度額:500万円~600万円未満
担保不動産の所有者:自分
不動産担保ローン返済期間:3年~5年未満
この不動産担保ローンを選んだ理由
安心感
融資スピードの早さ
知名度
選択した不動産担保ローンを利用していて良かった点・満足しているところ
500万円必要だったので、カ-ドロ-ンとかサラ金も検討しましたが、担保を提供する不動産担保ローンの方が金利が安いので返済が非常に楽でした。楽天銀行にかかわらず、不動産担保ローンの場合、不動産の価値によって、借入上限が変わります。私は二世帯住宅の大きな物件を担保としました。その為、希望する金額は500万でしたが、1500万円まで融資可能という回答をもらいました。高額融資を希望する場合にも有効なローンだと思いました。ただ借りたお金は返済しなけければならないので、教育資金として500万円を借りるだけにしておきました。楽天以外の銀行でも不動産担保ロ-ンは扱っていますが。何度も店舗に体を運ばなければならないようですが、楽天銀行はそういうことはありませんでした。
選択した不動産担保ローンを利用していて悪かった点・不満
子供の教育資金として500万円を ①低金利 ② \n使用用途は原則自由③つなぎ融資 ということで楽天銀行から500万円を借り受けしました。おかげさまで、二人の子供は私立の高校、大学に進学することが出来ました。不動産を担保として、差し出している形なので金利は無担保の時よりも相当安く、5年間で8%弱で回していました。ただ、後から分かったのですが、返済不可になったときのことでした。返済が滞って出来なくなった際に不動産が担保として競売にかけられるのですが、足らずが出たときはその分を払わなけれ時ならないのです。最初に重要事項の説明で、その話はあったはずですが、印象にありません。少しだまされたような気になりました。実際は完済しましたので、特に問題はありませんでしたが、金融機関のズルサみたいなものを感じました。
金利の低さ
8
知名度や安心感
8
融資までのスピード
2
審査の通りやすさ
5
限度額の大きさ
6
5.8点/10点
普通
職種:無職
不動産担保ローン資金使途:おまとめ
不動産担保ローン利用額/限度額:~50万円未満
担保不動産の所有者:自分
不動産担保ローン返済期間:5年~10年未満
この不動産担保ローンを選んだ理由
金利の低さ
利用限度額の大きさ
借り換え・おまとめ利用ができたから
使い慣れている金融機関だったから
選択した不動産担保ローンを利用していて良かった点・満足しているところ
楽天銀行の不動産担保ローン最大のメリットは「上限金利が10%を切る低金利である」ことだと思います。借り換えやおまとめで利用しても、支払額が軽減されるという、借り換えメリットが出る可能性は高いと思います。借入資金は事業性資金を除いてプライベート資金に自由に利用することができるのもいいです。
他には、銀行が提供しているので信頼性が大きいこと、本人以外の家族(三親等以内)の所有不動産も利用可能なところ、完済時年齢が80歳までの方が対象という年齢的な観点でも良いと思います。
上限金利が低金利の不動産担保ローンなので、高金利のカードローンやフリーローンで借入中の人の借り換えやおまとめ利用には最適なローンであると思います。
選択した不動産担保ローンを利用していて悪かった点・不満
楽天銀行の不動産担保ローンの利用の際、悪かった点は、「事務手数料が融資金額の2.0%(税別)と高い」「事業性資金に利用できない」「最長25年までの借入しかできない」「最高3000万円と低額の借入しかできない」「融資実行までは3週間~1ヶ月かかる」「楽天銀行からの借入の借り換え・おまとめはできない。」「5年で見直しが入るため実質的な変動金利」などたくさんあります。
せっかく仮審査の回答が最短翌営業日で上限金利が低金利というメリットがありながらも、そのあとの本審査で時間がかかり、融資実行まで3週間~1ヶ月もかかってしまうため、すぐに借入が必要な人は利用出来ない点が悪いところだと思います。また、他の銀行等の不動産担保ローンに比べて、個人利用のみ、最高3000万円と低額の借入しかできないというところも大きなデメリットだと思います。”